助成金

雇用保険料を財源とする助成金を申請するときの注意点

・基準日（雇い入れ、転換日等々）以前6カ月間及び支給申請日までに事業主都合での退職がないこと

・適正な労務管理がなされていること

・労働時間の把握がきちんとされていること

・雇用契約書の締結ならびに就業規則が整備されていること

・時間外労働がある場合には必ず36協定の届け出があるとこ

・時間外労働がある場合、時間外労働の割増賃金が支払われていること

上記事項が整備されていることが条件となります。

結論として、助成金申請を受給する場合、顧問契約を締結して頂き、

当事務所にて適正な労務管理をさせていただくことを条件に、

助成金申請をお引き受けしております。

現在、注力しておるのはキャリアアップ助成金正社員転換コースです。

キャリアアップ助成金正社員転換

有期契約労働者等の非正規の従業員を雇い入れ後6か月経過後に

正社員転換の試験制度を設け、従業員からの申し出の上、

試験に合格したものを正社員に転換した場合、1人あたり57万円が支給されます。

正社員転換前に準備すること

キャリアップ計画書を助成金事務センターへ提出

転換日前に就業規則に制度を定め、従業員へ周知する。

有期契約の従業員から正社員転換の申し出により面接試験等を実施し、

合格した場合、転換前賃金より5％以上の昇給を行い、正社員として

雇用を開始する。

6か月経過後に支給申請を行う。

キャリアアップ助成金

・特定求職者雇用開発助成金

・試用雇用奨励金

支給額
対象労働者により、60万円〜240万円
要件
ハローワークに求人票を出し、ハローワークの紹介で以下のものを雇い入れること
ア．60歳以上65歳未満の者　イ．身体障害者　ウ．知的障害者　エ．精神障害者　オ．母子家庭の母等
注意点
あくまで、ハローワークの紹介で雇い入れることが前提ですのでご注意を。
特定求職者雇用開発助成金